ねころもち ― blog

ねこのこといろいろ ほかのこともいろいろっ≦⌒ω⌒≧З

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

ねころもち七夕寄席 第一夜 「星猫」猫魯餅亭雉太

♪ドッドン テテトンテテトン テントトトン トントトトントト テトトントンっ♪

えぇー、いっぱいのお運びで厚く御礼申し上げます。
今夜から三夜に渡ってお送りいたします「ねころもち寄席」のトップを演じさせていただきますのは、猫魯餅亭雉太でございます。気楽に「ニャハハのハァー」っとお笑いいただきたいと思います。

それにしてもなんですかねぇ、昨日の「ドェープ・ニャンパクト」っていうんですか。ニャさもすごいことを考えるものですねぇ。まるでSF映画のようなことを実際にやってしまうんですからねぇ。あれ、ぶつけられたほうの彗星は、これからずっと大きなクレータを「ポコっ」っと開けたまま太陽の周りをまわるんでしょうかねぇ。まさか、ぶつけられたお返しにクィっと軌道を曲げて地球にってことはないのでしょうかねぇ。私はそれが心配で心配で夜寝られません。その代わり昼間ぐーーーっすりと眠っていますが……。

ニャんにしても、夜空をスーッと流れていく流星。あれは彗星がばら撒いていったゴミが地球の大気に突入して光るっていいますが、今回「ド」、「ドェ」、「ドェープ・ニャンパクト」によって流星がたくさん流れたり、隕石になって落ちてきたりすれば、それはそれでオツなものでございましょう。

「ねぇねぇ、おかぁちゃん。今夜も眠る前に何かお話をしてよぉー」
「アタシも聞きたい、聞きたいーーーっ」
「しょうがニャいわねぇ、しまっちもみけっちも一度言いだしたらきかニャいんだから……。それじゃぁ、おかあさんのおじいさんのそのまたおじいさんのそのまたおじいさんのそのまたおじいさんのそのまたおじ」
「おかぁちゃん。長すぎるってばぁ。そうして続けているうちに、ボクたちが眠ってしまうと思ってるんでしょう」
「あんまり長いのでコブがひっこんだ、みたいニャーっ♪」
「ニャんだよ、それっ?」
「はいはい、騒がニャいの。それくらい昔むかしのお話ってことなのよ。まだこのあたりが海だったころのお話なのよ」
「海ってニャにぃーっ?」
「海というのはね、大きな大きな水たまりのことよ」
「家の裏にある池のようなもの?」
「もっともっともーーーーーっと大きな水たまりなのよ」
「どうしていまここは海じゃニャいの?」
「それはねぇ、地球の大陸プレートが不安定期に地中のマントルによる流動運動によって大陸棚が隆起を繰り返す過程から形」
「フニャーーーーーっ、わかんニャいよぉー、そんニャことっ!」
「ウフフ、だったらおとなしく聞きニャさい。ある夜、あかあさんのおじいさんのそのまたおじいさんのそのまたおじいさ」
「おかぁちゃんっ!」
「じゃぁ、名前で呼ぶわね。ある夜、彦ニャ衛門という真っ黒な猫が海をみていると、とつぜん空がピカァーーーーって光ったと思ったら、目の前にお星さまが落ちてきたの」
「お星さまって、お空の上でピカピカ光っているやつのこと?」
「あれって、お空にくっついてるんじゃニャいのぉ?」
「あれはくっついてるんじゃなくて空に穴が開いてるのよ。で、そのお星さまが目の前に落ちてきたものだから、彦ニャ衛門はビックリして背中の毛とシッポの毛を逆立てニャがら気絶してしまったの」
「それからどうニャったの?」
「しばらく気を失っていた彦ニャ衛門は、あたりが騒がしくなってきたものだから目を覚ましたの。そしてその騒がしい方へ目をやると、さっきお星さまが落ちたところを誰かが大勢で掘り返している影が見えたのよ」
「夜ニャのに?」
「あらっ、あたしたちは夜でもよく見えるの忘れたの?」
「ウニャニャっ、そうだったっ。それからっ?」
「彦ニャ衛門は『さてはドロボウだニャァー、村の家宝になるかもしれないお星さまを盗むとは。いっちょうこらしめてやるかぁ!』っと村で一番の力持ちでもあった彦ニャ衛門は、そのドロボウたちに近づいていったの」
「フニャニャっ、たったひとりで近づいたのぉー?」
「そうよ。だけど、近づくにつれてその影がだんだん大きくなっていたことには彦ニャ衛門は気がつかなニャかったのよ。不気味なほど大きニャ影には」
「アタシ……、ニャんだかこわくニャってきたニャァー」
「そしてその中のひとりが彦ニャ衛門に気がついて『だぁーれぇーだぁーーっ』って叫んだ瞬間、彦ニャ衛門はその影の正体を思い出したのよ。このあたりでさんざん悪事を働いている大狸一家だったの」
「ニョォーーっ、彦ニャ衛門さん、食べられちゃう」
「ドロボウの正体を知った途端、怖くなってしまって動けなくなってしまった彦ニャ衛門は、『ああっ、このまま食べられて死んでしまうのか』っと思ったその時、掘り返していた穴の中から光の玉が浮いてきて、大狸たちの背の高さまで浮き上がると、今度は真昼のような明るさで光ったのよ」
「すっごいーーーっ!」
「その光に驚いたは大狸たちは一目散に逃げていったのよ。彦ニャ衛門も逃げたかったんだけど、腰を抜かしてしまって逃げることもできなかったの」
「ボクならへっちゃらニャのにニャァー」
「アタシだってへっちゃら……かニャーー」
「それから光の玉の中から現れたのは、とても美しい真っ白な猫だったのよ。彦ニャ衛門はそれを見てまたまたビックリして腰を抜かしたの」
「ビックリの連続だニャーっ、彦ニャ衛門さんは」
「それからどうニャったの?」
「それから……、えぇーっと、えぇーーーっと……、彦ニャ衛門はその真っ白な猫をお嫁さんにして、末長く幸せになったのよ。はいっ、お話はこれでおしまいよっ。」
「えぇー、もっとスペクタルな事とかロマンチックな事があったんじゃニャいのぉー?」
「あったんじゃニャいのぉーーー?」
「ニャんにもニャわよ。さぁさぁ、もう遅いからみんな寝なさい」

それからみんなが寝静まった真夜中になりました。が、しかし……。
「おいっ、みけっち! 起きろっ!」
「フニャフニャーーーっ、ニャにぃーっ、眠いよぉーーっ」
「起きろってばぁ、ほらっ!」
「ニャにぃ、しまにいちゃん?」
「さっきのお話って本当かニャー?」
「おかぁちゃんの作り話じゃニャいのぉー、それより眠いよぉーっ」
「今からちょっと見にいってみようぜ。裏にある海へ」
「裏にあるのっは池だよぉ、しまにいちゃん」
「いいから、いっしょに来いって」

っと言うことで真夜中に裏の池に出かけたちびっちょ兄妹のふたり。池ではカエルの鳴く声が時々響くだけでほかには誰もいないかのように静まりかえっています。
「もう帰ろうよっ、お星さまニャんて落ちてこないよぉー」
「もうちょっとだけ待ってみようって」
「アタシ、こわいし、眠いし……」
っとちびっちょ兄妹が話していると、突然、竹やぶの中から現れた大きな影。
「ウヘヘヘヘっ、ちょうどオレ様は腹が減っていたところだったんだぁーっ。ふたりともこっちへ来いーっ」
闇夜でも不気味に光る鋭い眼光と何本かの爪。その正体は、最近この町にやってきた狸の「どん兵衛」でした。ちびっちょ兄妹はあまりの恐怖のため、助けを呼ぶ声も出ないほど震え上がっています。
「さーぁーっ、こっちへ来ーーーいーーーっ」
地獄の底から聞こえてくるようなその声が響いたその時、またもや竹やぶの中から「ガッチャーーーーンっ!」「ってぇーーーーっ」という大きな音とともに真昼のような明るい光が輝きました。その音と光に驚いたちびっちょ兄妹と狸の「どん兵衛」はビックリしてそれぞれの方向へ逃げていきました。

「あなたたち、どこへいってたの?」
「うん、えーーっとねぇ、えーーーとねぇっ、ちょっとオシッコをしてきたんだっ」
「そうなの。いいわ、早くこっちへきて寝なさい。あっ、待って。あなたたちの目……。目の中に星が光ってるじゃニャいの。前からそうだったかしら?」

ところ変わって、とある部屋の中では……。
「ちぇっ、もう少しでタヌキの写真が撮れたのによぉーっ。竹の根っこにつまずいておもいっきりコケてまって擦傷だらけになったでかんわぁ。ほれにストロボまで壊れてまったしぃーーっ、トホホっ≦TΔT;≧З」

明後日は七夕でございます。短冊に込めたみなさまの願いが届くことをお祈りして、今夜ははこれまでとさせていただきます。

♪ドン ドン ドドン ドコドコドコドココドコドコドコ…… ドコドンドコドンドコドンドコドンドコドン♪



【解説】
落語には「三題噺」というものがあり、寄席に来たお客さんから三つのお題を頂き、そのお題を噺の中に取り入れ即興で噺を作って落語を演じることがありました。高座に上がってすぐに作る師匠もいれば、一旦楽屋に下りて構成をまとめてから演じる師匠とあったようです。一種のお遊びでもありましたが、落語家の持っている知性とセンスによって素晴らしい噺に仕上がることもいくつか残っています。江戸末期から明治にかけての名人三遊亭圓朝が作った「芝浜」「鰍沢」は、今日でも多くの落語家が演じている名作の落語です。

今回の噺は「星」「夜」「猫」と三つのお題を最近訪れたサイトの名前から一文字ずつ言葉を取り入れ、さらに地元に伝わる隕石に関する言伝えも骨格に入れてみました。本当は七夕に話を絡めて「オチ」にしたかったんですが……≦ ̄□ ̄;≧З

【参考書籍】
『続・名古屋の伝説』芥子川 律治('84 発行所不明)
『南区の歴史ロマンをたずねて~旧街道のなぞに迫る~』加納 誠・編集('05 自費出版)

19930907_001


この“チビミー”も目の中に星があるので「星猫」かぁ≦ ̄□ ̄;≧??
  1. 2005/07/05(火) 06:17:00|
  2. ニャン写真っ≦⌒▽⌒≧З
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:12
<<「ディープ・インパクト」衝突時の画像と動画が観られるサイトっ≦⌒▽⌒≧З | ホーム | いよいよです「ディープ・インパクト」っ≦⌒▽⌒≧З>>

コメント

え~~~~っっっ!
お星様は空に縫いつけてあるんじゃなかったの~~~っ?( ̄Д ̄;)
  1. 2005/07/05(火) 15:13:00 |
  2. URL |
  3. sikes-cassandra #79D/WHSg
  4. [ 編集]

ウンニャっ! sikes-cassandraさんっ≦ ̄δ ̄≧З
お星さまは空に穴が開いているから、光が漏れてくるのですよ。
そしてたまに水や雪や氷もその穴から落ちてくるのですったらっ≦ ̄δ ̄≧З
  1. 2005/07/05(火) 15:19:00 |
  2. URL |
  3. nekoromochi #79D/WHSg
  4. [ 編集]

眠る時 なぜ 星はそっとみているの?
藁の中 なぜ いつもあったかいの?
おしえて~おじいさん~♪
  1. 2005/07/05(火) 19:44:00 |
  2. URL |
  3. さぶろう #79D/WHSg
  4. [ 編集]

ウニャニャのニャァーっ、さぶろうさんっ≦⌒▽⌒≧З
> 眠る時 なぜ 星はそっとみているの?
そりは気のせいですっ≦ ̄δ ̄≧З
> 藁の中 なぜ いつもあったかいの?
こりは冷たい外気に晒される面積が少ニャくニャるからです。
注意しニャければいけニャいのは、積んである藁の中の奥へは行かニャい
ことです。酸欠にニャったり、圧死したりしますからねぁーっ≦⌒◇⌒≧З
  1. 2005/07/05(火) 21:48:00 |
  2. URL |
  3. nekoromochi #79D/WHSg
  4. [ 編集]

>> 眠る時 なぜ 星はそっとみているの?
>そりは気のせいですっ≦ ̄δ ̄≧З
えーっそんな…( ̄Д ̄;)
  1. 2005/07/05(火) 21:50:00 |
  2. URL |
  3. さぶろう #79D/WHSg
  4. [ 編集]

あはは~、うま~い^^。
オチもいい~。
「らくごのご」だったけ?
ざこば師匠と鶴瓶師匠の番組~。
あれを思い出した~。
  1. 2005/07/05(火) 21:53:00 |
  2. URL |
  3. fukumaneki #79D/WHSg
  4. [ 編集]

ンニャっ、さぶろうさんっ≦⌒▽⌒≧З
気のせいですからぁーーーーっ、残念っ≦ ̄□ ̄;≧З
               (↑ もう古くニャったかっ≦ ̄δ ̄≧З)
  1. 2005/07/05(火) 22:03:00 |
  2. URL |
  3. nekoromochi #79D/WHSg
  4. [ 編集]

ウニャニャっ、fukumanekiさんっ≦⌒◇⌒≧З
ありがとねぇっ♪
「らくごのご」も解説のところに出そうかと思ったけれど、放送していない
地域もあっただろうから、省いてしまったんだよね。
あれも「三台噺」で両師匠がお互いに噺を作る番組で面白かったですよねっ。
来年は、このblogのお客様たちからお題を頂いてつくろうかニャっ≦⌒m⌒≧З
(って、来年もやるのかよぉっ:キジ@あさいんち)
  1. 2005/07/05(火) 22:09:00 |
  2. URL |
  3. nekoromochi #79D/WHSg
  4. [ 編集]

うちからのお題は
『猫茶碗』
でよろしく~^^。
  1. 2005/07/06(水) 14:35:00 |
  2. URL |
  3. fukumaneki #79D/WHSg
  4. [ 編集]

フニョォーーーっ≦ ̄Δ ̄;≧З
ほんとにお題を貰ってしまっては、来年もやらなきゃいけなくなるぢゃんっ≦ ̄δ ̄≧З
  1. 2005/07/06(水) 17:20:00 |
  2. URL |
  3. nekoromochi #79D/WHSg
  4. [ 編集]

三題噺、イイですねぇ♪
猫ちゃん達の「いかにも」な性格が伝わってきそうです。
しかも全然三題噺に見えないところがスゴイです。
そっか、お星様は空の穴だったんか……
僕ぁ、てっきり空のシミかと思っとったけど。
新しい解釈ですナ☆
そうそう。
三題噺といえば、お題を提供してくれるサイトがありましたよ。
Web日記占い
http://cgi2.tky.3web.ne.jp/~bites/diary/
もう知ってたらごめんなさいです。
僕も以前書いて面白かったもので。
以前の記事
もげきゃっち
http://loplos.mo-blog.jp/moge/2005/02/post_1.html
  1. 2005/07/09(土) 05:42:00 |
  2. URL |
  3. ろぷ #79D/WHSg
  4. [ 編集]

ウニャニャっ、ろぷさんっ≦⌒▽⌒≧З
「三題噺」って人が作っているのを見たり聞いたりするのはいいのですが、
いざ自分で作ってみると……、やはり難しいですよねぇ。
ろぷさんの『ドロップ雨日記』は面白いです。
てんでバラバラのお題のほうが面白くなるようですね。
まとめあげる力量も要求されますけれどねっ≦⌒◇⌒≧З
  1. 2005/07/09(土) 14:21:00 |
  2. URL |
  3. nekoromochi #79D/WHSg
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://clairvoyance.blog39.fc2.com/tb.php/328-6c18729d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
Yukio Asai

バナーを作成

カテゴリーっ≦⌒ω⌒≧З

最近の記事っ≦⌒◇⌒≧З

最近のコメントっ≦⌒▽⌒≧З

月別アーカイブっ≦⌒ω⌒≧З

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。