最近の天文ニュース――いろいろっ≦⌒▽⌒≧З・ハッブル宇宙望遠鏡の15周年記念画像が公開にNASAによって打ち上げられた
ハッブル宇宙望遠鏡が、この5月に15周年を迎えた。打ち上げられた当初は、ピンボケ画像で多くの天文学者や天文ファンなどからバッシングを受けたが、その後のスペースシャトルを使っての修理や最新カメラなどの機材を組み込まれることによって幾年にもわたって素晴らしい天文画像で楽しませてくれるようになった。過去15年間に渡って公開されたその画像数は、なんと70万以上である。
15周年記念の画像は、りょうけん座にあるM51(NGC 5194)とはへび座にある散光星雲のM16(NGC 6611)の拡大部分。M51は小さな銀河(伴銀河という)を伴っているので「子持ち銀河」という愛称も付けられている美しい銀河だ。我々の銀河系からおよそ2500万光年の彼方に位置している。ちなみに、我々の銀河系にもじつはM51のように伴銀河がある。「大マゼラン」「小マゼラン」がそれである。遠くの彼方から我々の銀河系を観れば、このように観えるのだろうか。
もうひとつのM16はへび座にある散光星雲で通称は「わし星雲」という名でも親しまれている。そのほんの極一部分のクローズアップ画像(これがハッブル宇宙望遠鏡の真髄でもある)。超新星爆発を起こした星の物質などが集まり、途方もない時間うごめいた末に形成されていく星の赤ちゃんの誕生シーンが写されている。
☆「
Hubble Celebrates 15th Anniversary with Spectacular New Images」
――
HubbleSite☆「
Tour the Universe Through Picture」
――
HubbleSite内のギャラリー。美しい画像プリントや壁紙など多数あり
☆「
ハッブル宇宙望遠鏡の15周年記念画像が公開に」――
AstroArts・土星の新衛星 次々に発見されるハワイにある
すばる望遠鏡や現在、土星を周回しながら探査を続けている土星探査機
カッシーニが、次々と土星の衛星を発見した。今日現在の土星の衛星の数は47個。
☆「
TWELVE NEW MOONS FOR SATURN」
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すばる望遠鏡の研究チームによるリリース(英語)
☆「
Cassini Finds New Saturn Moon that Makes Waves」
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カッシーニが土星の環の間に周っている衛星を捉えたリリース(英語)
今後の天文イベント――いろいろ(覚え書)っ≦⌒◇⌒≧З面白い(肉眼で楽しめるようなのがっ)天文イベントがありませんっ≦ ̄□ ̄;≧З
- 2005/05/20(金) 14:59:00|
- 星空のこと☆彡
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こんばんは、ねころもちさん。いっぱいあるから最新の記事へコメント(笑)。天文オタクだったんですねえ。私も中学までの愛読書は「天文ガイド」だったです(笑)。今は無き渋谷の五島プラネタリウムは毎月行ってたし。その名残で、拙ブログでもいくつかエントリ書いてます(こちらのように独立させてはいませんが)。
ハッブルって予算の関係で無くなるんじゃなかったでしたっけ? あのサイトの写真、幻想的なのがたくさんありますよね。やっぱりガス星雲のが綺麗だな。
- 2005/05/22(日) 01:22:00 |
- URL |
- wolf_japan #79D/WHSg
- [ 編集]
ウニャァーっ、オオカミさんっ≦⌒▽⌒≧З
ブログは過去のエントリーがどんどんと沈んでしまいますからねっ。
オオカミさんのblogのように1ページ目に、ご案内や読んでいただきたい
エントリーをを持ってくるのもいいなと思いました。
なんとっ! オオカミさんも“天文マニア”(笑)だったのですかっ♪
しかも毎月、プラネタリウムに行っていらしたとはっ!
(そのエントリーまではたどり着けませんでした……)
じつは、ボクも毎月行っていましたよ。名古屋市立科学館へ≦⌒◇⌒≧З
ハッブル宇宙望遠鏡は、あちらこちらの部品が機能しない、もしくは近々機能が止まってしまうと言われています。本来ならばスペースシャトルを使って部品交換やメンテで事はすみますが、あのシャトルの打ち上げ事故によってシャトルのセッションが延期になり、予算編成の結果、ハッブルへの修理予算は組み込まれなかったようです。次期宇宙望遠鏡が打ち上がる前に、その使命は終わってしまうかもしれませんね。
- 2005/05/22(日) 03:30:00 |
- URL |
- nekoromochi #79D/WHSg
- [ 編集]