
紹介が前後してしまいましたが、「
シロチビ II@あさいんち」を公園で保護した10日ほど前、つまり1993年5月21日にも白いちびっちょを保護しました(1993年6月18日撮影)。
保護した前日、公園に段ボール箱に2ニャン一緒に入れられて遺棄されていました。兄妹(たぶん)揃って真っ白なちびっちょです。妹のほうは両目が澄んだブルーでした。ちょっと体調が思わしくなかったようにみえましたが、ボランティアさんに任せて公園内のニャン・ハウス(発泡スチロール製の箱を改造したもの)に保護してもらうことにしました。この頃、うちでは一時保護のちびっちょでいっぱいであったため、とても預かる余裕はありませんでした。
しかし翌日、兄のちびっちょが虐殺されていました。明らかに人為的なものでした。ここしばらくこのようなことが無かったので油断していたのです。残っていた妹のちびっちょは、絶対に公園内には置いておけないということで預かることにしました。前日の判断の甘さがとても悔やまれます(はぁーっ、何やってんだか……。いつも決断が遅れてる)。
一応、仮名として「シロチビ III」と名づけ、すぐにでも里親探しを開始しようとしましたが、下痢や風邪が治らず、なかなか獣医師のOKがでません。やっとOKがでたのは預かって二ヶ月をとっくに過ぎた頃でした。保護したときが生後一ヶ月くらいだったから、すでに三ヶ月を過ぎ、四ヶ月目に入っています。これくらい成長すると、里親さんが見つかる可能性は幾分減ってしまいます。
その後、結局里親さんは見つかりませんでしたので、うちで引き取ることにしました。同時にニャン友である、ゆりこさんに“ころん”という名前も付けていただきましたが、しかし迎え入れて半月……、たったの半月後、交通事故に遭ってしまい、“ころん”を失うことになってしまいました(ほんとに何やってんだか……)。その翌日の夜にいっぱい降った「しし座流星群」は、悲しい流星雨になってしまいました。

先に紹介した“
シロチビ II”(左)と“ころん”(2001年6月20日撮影)。
写真上は「
ねころもち/Photo Album」の『Alone Again (1992.04-)』より
写真下は「
ねころもち/Photo Album」の『アルビレオのように』(2001年6月)より
「アルビレオ」というのは、はくちょう座のくちばしにあたるβ星の名前。「白鳥のくちばし」という意味もあるようですが詳細は不明です。このアルビレオを望遠鏡で覗くと、オレンジとブルーの星(二重星)が仲よく寄り添っています。天の川の中に輝いているその様子は『星空の中の宝石』と例えられます。いまでも、そのアルビレオを見るたび、“ころん”とその兄のちびっちょの事を思い浮かべてします。
☆「アルビレオ」参考サイト
はくちょう(白鳥)座―― 晴レル夜(はれるや)サイト内
- 2005/05/17(火) 05:51:00|
- ├-うちの“チビ”
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ニョォーっ、complex_catさんっ≦ ̄δ ̄≧З
こうした話をエントリーするのは、躊躇いもありましたけれどね……。
- 2005/05/17(火) 17:08:00 |
- URL |
- nekoromochi #79D/WHSg
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