今月の初め、街中のニャン写真がいっぱい撮れた「
猫日和」の日のこと。かねてから「屋根神さま」とニャンの同一ショットを撮影したいと考えていたところ、この日は、たまたま通りかかった路地にある「屋根神さま」(※「
屋根神さまのある風景」のエントリー内より)の横っちょを歩いているトラニャンに遭遇。とても人懐っこいニャンだったので、「屋根神さま」の真ん前で記念写真を撮ろうとしたけれど、案の定、嫌われてしまいましたっ≦ ̄□ ̄;≧З
そのトラニャンは、そのまま「屋根神さま」の横の居酒屋さんの玄関先に歩いていき、座って毛づくろいを始めました。どうやら、お店の開店前にご飯を頂いているようですっ≦⌒ω⌒≧З

で、昨日のこと。別の町内で、またまた路地の奥にある「屋根神さま」(地上に下りていたので本当に「屋根神さま」かどうかは未確認!)を見つけ、「ここの路地にニャンが出てくるといいのにニャァーっ」と思っていたら、その路地を横切って「屋根神さま」の真ん前に座ったニャンがーーっ。しかも、2ニャンもーーーーっ≦◎δ◎≧З
とうとう、“暗闇の中でも黒ニャンが見える術”に続いて、“思ったところにニャンを登場させる術”(ベタなネーミングだっ)を習得したのかと喜び勇んだところ、脇から白いトレイにニャンご飯を入れて出てきた初老のご婦人がっ……。ううっ、ちょうどご飯の時間だったのねぇーっ≦TΔT;≧З
「屋根神さま」は、名古屋や尾張地方でよく見かける社殿のひとつです。一般的には、木造造りの中二階の屋根に社殿が乗せられているため「屋根神さま」と呼ばれ親しまれています。「屋根神さま」に祀られているのは「熱田神宮」「津島神社」「秋葉神社」の三神で、その町内や地域の疫病・火災の防除から家内安全・町内安全などを祈願しています。明治から昭和前期にかけてピークを迎えましたが、 近年は家屋の建て替え、取り壊しなどの事情により、その数は激減してしまいましたが、路地の傍らなどに移転された「屋根神さま」も少なくないようです。
ちなみに、最近出来た中部国際空港の中にも「屋根神さま」があるとか(本物ではないようですが)。詳しくは、エキサイト・ブログの「
屋根神さまのある風景」へどうぞっ≦⌒ω⌒≧З
写真は「
ねころもち/Photo Album」の『花の街』(2005年4月)より
- 2005/04/24(日) 14:41:00|
- 日記っ≦⌒ω⌒≧З
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屋根神様,知りませんでした。熱田とか中村とか古い町並みが残っているところでしか見られないのでしょうか。どっちもタビー系のニャンコ,通好み?で,可愛いですね~。戸口の前の子の表情が特に良いですね。
- 2005/04/26(火) 23:26:00 |
- URL |
- complex_cat #79D/WHSg
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ウニャァーっ、complex_catさんっ≦⌒◇⌒≧З
ボクも「屋根神さま」って知りませんでした。「天神さま」や「秋葉さん」は
町内にあったから知ってましたが……。
今では、現存している「屋根神さま」は名古屋の西区が一番多く、瑞穂区から
岐阜のあたりまであるそうですよ。古い町並みなどで多く残っているとか。
タビー系のニャンはファンが多いですよね。
子供の頃、よくいったお好み焼き屋さんのイスの上に、いつも丸くなって
眠っていた巨大ニャンもタビー系だったニャァっ≦⌒ω⌒≧З
(一番記憶が古いニャンのことですけれどねっ♪)
- 2005/04/27(水) 16:21:00 |
- URL |
- nekoromochi #79D/WHSg
- [ 編集]
先日の日記『思ったところにニャンを登場させる術?』で書いた路地の奥にある「屋根神さま」が本当に「屋根神さま」なのかどうかということが確認できました。山地英樹氏の写真集『なごやの屋根神さま』('92 ウエテ出版)を図書館から借りて調べたところ、同じ社殿の写
- 2005/05/11(水) 23:27:00 |
- ねころもち―blog