NASAや
ESAなどが共同で打ち上げた土星探査機「
カッシーニ」による最新画像(September 27, 2004)が
アップロードされた。
外側から順に、F環、A環、B環。そしてその環と環の間の隙間もはっきり見てとれる。まるで、アナログ・レコードのように溝が写っている。本当に音が聴こえてきそうなくらい溝がはっきりしている。遠方に見えるふたつの土星の衛星も、曲に合わせて揺れているようだ。
A環、B環の間にある太く黒い隙間は、発見した天文学者
カッシーニ(探査機の名前にもなってる)の名を取って「カッシーニの隙間」と呼ばれている。この隙間はレコードでいう曲間の無音部分なのだろうか。とすれば、相当長い無音部分である。
これから4年間の調査で「カッシーニ」は、このレコードに収録されている曲を解明して地球に届けてくれるのだろうか。まさか、ほんとうに曲ではないだろうけれど、調査結果がとても楽しみだ。
☆「
Cassini-Huygens Home」-- NASA
☆「
Cassini-Huygens」-- ESA
☆「
解説:カッシーニ探査機による土星探査」--
横浜こども科学館☆「
土星の環の構成と衛星(画像)」--
横浜こども科学館(Credit: NASA/JPL/Caltech)
- 2004/09/28(火) 06:03:00|
- 星空のこと☆彡
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