赤道直下で標高が5,000キロメートルの山で星空を眺めたら、はたしてどのよう風景が眼に映るのだろうか? 11日の「
Astronomy Picture of the Day」に、『
The Star Trails of Kilimanjaro』と題して、その画像は載っていた。
「星の明かりだけが降り注ぐ山の頂」
「静寂なだけの時空」
「夢の世界へ誘う空間」
その画像からは、こんな印象を受ける。
赤道直下では、地平線や水平線が望める場所ならば、北側に天の北極。そして南側には天の南極があり、星の光軌はそれぞれの極点を中心に12時間かければ半円の弧を描くことになる。この画像の撮影時間は3.5時間の露光なので、そこまでの星の軌跡は写されていないが、天の南極点を中心に弧を描く様子がよく分かる。そしてその星たちにベールを覆いかぶせているような天の川も幻想的である。遠く地平の彼方に緑色に輝いている街明かり(タンザニアの首都)も、雲のフィルターを通過してくるので気にはならない程度だ。ここでは、いまだに古代からの星の明かりが降り注いでいる。そして限りない静寂の中で星々の囁く声が聞こえる場所なのだろう。
※「
Astronomy Picture of the Day」は、さまざまな天文・気象の現象などを毎日日記のように紹介さているサイトだ。ハッブル宇宙望遠鏡の画像はもちろんのこと、世界中の天文台が撮影した美しい画像、世界中に点在している天文愛好家の画像がアップされている。
☆「
Astronomy Picture of the Day」
☆「
Astronomy Picture of the Day」-- APOD日本語版(翻訳:丹羽愛一郎氏)
- 2004/09/13(月) 14:02:00|
- 星空のこと☆彡
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| コメント:2
綺麗ですね~~。星空に吸い込まれてしまいそうです。テントがまるでランプのようでした。
- 2004/09/13(月) 16:11:00 |
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- 雪子 #79D/WHSg
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ウニャーっ、雪子さんっ≦⌒▽⌒≧З
星がいっぱい観えるところっていいよねっ!
そう、あのテントの明かり、ランプかキャンドルのようですっ≦⌒ω⌒≧♪
- 2004/09/13(月) 19:50:00 |
- URL |
- nekoromochi #79D/WHSg
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